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ホームページの維持費って本当に必要?無駄な出費を減らすために知っておきたい維持費の知識

フリーランスママデザイナーのEmikaです。
中小企業・小規模事業者のWeb担当者向けにホームページ制作やホームページリニューアルに役立つ情報を発信しています。

ホームページ制作を考えた時に出てくる「維持費」の話。

ホームページ制作自体高額なので、これ以上費用がかかるのは・・・と思う方もいると思います。

この記事では、

  • ホームページに必要な「維持費」とはどんなものなのか?
  • 維持費は本当にに必要なのか?
  • 無駄な出費を減らすために必要な維持費の知識

について書いています。

これからホームページを作ろうと考えている人や、ホームページを作ったけど、更新せずにほったらかしていて、活用できていないという人の参考になればいいなと思います。

そもそも維持費とは?

ホームページを運営していく上で必要な費用のことです。

ホームページは無料で作成し、無料で維持し続けられるものもありますが、そのような無料ツール以外で作成した場合には、必ず維持費というものがかかっています。

ただ、維持費とひとことで言っても、最低限必要なものから、オプションのようなものまでさまざまです。

維持費は無駄な出費?維持費が必要な理由

ホームページはよく家に例えられます。
家が完成した時も同じなのですが、完成した時のままほったらかしたら、どんな風になると思いますか?

ほこりがかぶったり、庭に雑草が生えたり、老朽化したりしますよね?
定期的なメンテナンスが必要になります。
人によっては維持費は必要ないと思う方もいると思います。

でも、そもそもホームページをどういう目的で作ったのか?というところに着目してください。
目的を達成するためには、維持費は「必要な投資」という見方もできると思います。

ただし、ビジネス初期の場合、投資できるほど余裕がない人もいると思います。
そんな時は、無理しすぎず、ビジネスのステージや、自分に必要な維持費だけをかけることもできるので、制作会社に相談してみることをおすすめします。

ホームページの運用方法は主に2パターン

ホームページを運用する方法は、大きくわけて2パターンです。

  1. ホームページ運用を自社でする場合
  2. ホームページ運用を外部に委託する場合

なるべく低コストで運用したいという方は、自社で運用、
ホームページで目標達成していきたい、本格的にWebツールとして活用したい、という方はプロの外部に委託することをおすすめします。

ホームページ運用を自社で行う場合にかかる費用とは?

ホームページを自社で運用するといっても、最低限必要な費用はあります。
最低限必要な費用は、以下の3つです。

  • サーバー代
  • ドメイン代
  • SSL費

サーバーは、ホームページを家に例えると、土地のようなものです。
レンタルサーバー会社と契約し、買い切りという形ではなく、継続して支払っていくことが必要です。

ドメインは、住所のようなものです。
サーバーという土地に、ホームページという家が建っており、どの場所を示す住所の役割になっているのがドメインです。
ドメインも、一度購入すればいいものではなく、支払い続けて、ドメインを維持する必要があります。

SSL費はインターネット上の通信を暗号化する技術のことです。
現在ではSSL化されているWebサイトが評価されるということもあり、使われることが増えていますが、有料のものと無料のものがあります。
レンタルサーバー会社によって無料で提供されていることが多いです。

ホームページ運用を外部に委託する場合にかかる費用とは?

  • サーバー代
  • ドメイン代
  • SSL費
  • 外注代

ホームページ運用を自社で行う場合にかかるサーバー代、ドメイン代、SSL費に加えて、外部に委託する場合は「外注費」がかかります。

この外注費は、更新頻度や更新内容、ホームページの規模、運用の目的・目標、依頼する制作会社などによって異なります。

気になるホームページの維持費の相場は?

維持費の一般的な相場は月額1万円〜5万円くらいが目安ですが、内容によるので、5,000円以内でおさまる場合もあれば数十万円になることもあります。

料金相場
月額 〜5,000円以下自社で更新する場合の相場
月額 5,000円〜2万円程度一般的な相場
月額 2万円〜5万円程度しっかりしたサポートが期待できる相場
月額 5万円〜集客を目的とした運用を行う場合の相場

上記の相場はあくまで目安ですが、月々の予算を決めていくには、「ホームページを活用して達成したい目的・目標」に対して、月々どのくらいの予算(費用)をかけられるのか?または、「月々かけられる予算」の中でホームページを活用して達成したい目的・目標のためにどんなことができるのか?を考えていくことが大切です。

実は維持費にはレベルがある!維持費の細かな分類

維持費にはレベルがある、というのが、維持費の相場がぴんきりである理由です。

ホームページの運用方法は、自社で行う場合と、外部に委託する場合の2パターンをご紹介しましたが、外部に委託する場合、さらに細かくレベル分けすることができます。

  • Level1
    維持費
    最低限必要なもの
  • Level2
    管理費
    トラブル対応に備えるもの
  • Level3
    更新費用
    コンテンツを発信していくもの
  • Level4
    運用費・販促費
    アクセスや売上をあげたり集客につながるもの

レベルごとに、ホームページの活用度合いが変わり、それに伴い費用と難易度もあがるというイメージです。

ホームページの維持費の具体的な内容を解説!

ここからは、維持費のそれぞれのレベルごとに、具体的な内容を解説していきます。

ホームページの運用をしていく中で、自社に必要なものはどんなものかを確認していただけると思います。

維持費

  • サーバー代(月額 数百円〜10,000円 程度)
  • ドメイン代(年間 1,000円〜10,000円 程度)
  • SSL費(年間 無料〜20万円)

管理費

  • トラブル対応費用(監視や急なバグ、障害などの対応)(保険)
  • セキュリティ対策(WordPressなどのセキュリティなどの保守)
  • CMSのメンテナンス費用(WordPressのバージョンアップなど)

更新費

  • コンテンツの追加・更新費用(ホームページの更新や情報発信の代行など)

運用費・販促費

  • アクセス解析費用(Googleアナリティクスの分析やレポート費用など)
  • SEO対策費用(SEOのコンサルティングなど)
  • マーケティング費用(集客や求人応募数UP、注文数UPなどのコンサルティング)
  • 広告宣伝費用(リスティング広告やSNS広告など)
  • システム利用料(ショッピングカートや予約システムなどの外部サービスの利用)

自社に合った契約内容を選びましょう!ホームページ運用の契約にはパターンがある!

ここまで、維持費の内容や料金について紹介してきました。
実際にホームページの運用を外部に委託しようと考える方もいるかと思いますので、ホームページ運用の契約について紹介しておきます。

ホームページ運用を外部に委託する場合、契約方法が主に2パターンあります。

  • 月額契約(定期更新)
  • 単発契約(都度払い)

月額も単発も文字通りですが、
月額は、毎月定額を支払い、契約の内容(施策)を毎月代行してもらうという契約です。
単発は、毎月支払っていくのではなく、必要な時に、必要な箇所のみ更新するという契約です。

例えば、文章の修正や、画像の差し替え、WordPressのテーマ更新、キャンペーンのバナー作成などです。

押さえておきたいホームページの維持費を安くするポイント

いろいろ必要そうな気もする維持費ですが、維持費は「保険」のような掛け方になってしまうということもあるので、なるべく費用を抑えたい方も多いと思います。

そんな時に維持費を安くするポイントは、

「必要な項目だけを契約する」

ということです。(シンプルですが…)

必要な項目だけを契約するともちろん安くなるのですが、大切なのは、必要な項目がなにかを知るためには、ホームページをどのような目的で活用したいか?を明確にすることです。

例えば、「ホームページは認知活動のためで、Web上の名刺代わり」という場合なら、維持費+管理費までを月額の契約にし、更新費を単発の契約にするという方法もあります。

でも、「ホームページで集客をし、新規顧客を毎月100件獲得する」という場合なら、運用費・販促費まで必要になるかもしれません。

このように、目的によって必要な施策や、依頼するべき制作会社が変わってくるので、まずは目的を明確にすることが大切です。

また、制作会社によって用意されている内容は異なると思うので、内容をしっかり確認した上で契約するようにしましょう。

絶対気をつけたいホームページ維持費の注意点

①自社で運用を行うことのリスク

自社でできる運用は自社で行うことで、コストを減らすこともできます。

ただし、ホームページの運用・更新には専門的な技術や知識が必要なため、自社で行うのは難しいものもあると思います。
むやみに維持費を削るのではなく、自社のリソースを使うべきなのか、制作会社に頼むべきなのかは見極めましょう。

自社で更新作業をしている時にホームページが壊れてしまった場合、制作会社が対応してくれるかどうかというのも問題になりますので、事前に相談しておきましょう。

②維持費の契約していない時のリスク

ホームページで急なトラブルが発生した時に、契約をしていないと、基本的にはすぐには対応してもらえません。

例えば、バグが原因でページが表示されなくなっていたり、デザインの崩れがあった場合、その時にホームページを見たお客様はどう思うでしょうか?

せっかく来てくれたお客様がいても、機会損失になりかねません。
そんな緊急トラブルにすぐに対応してもらうためにも、維持費は保険料のようにかけるという考え方もあります。

③維持費は無料です!月額管理費はなし!という制作会社に注意

月額の維持費が必要ないということは、完成した時点で契約が終わってしまうということです。

つまり、完成後(納品後)の維持や運用・更新・トラブル対応はすべて自社で行う必要があるということです。

一見、維持費がかからないなんてお得!と思いがちですが、維持費が必要ないという本当の意味をしっかり把握しておく必要があります。

まとめ

ホームページの維持費は本当に必要なのか?
無駄な維持費の出費を減らすために知っておきたい維持費の知識
をお伝えしました。

ホームページ運用を何のために行うのか?
そのために必要な維持費はどのくらいなのか?

維持費を決めていくのに参考にしていただければ幸いです。

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