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【失敗】WordPress記事の移行ができるプラグイン「DeMomentSomTres Export」

フリーランスママデザイナーのEmikaです。
中小企業・小規模事業者のWeb担当者向けにホームページ制作やホームページリニューアルに役立つ情報を発信しています。

WordPressで記事のみを引っ越ししたい方に向けて、簡単に移行ができるプラグイン「DeMomentSomTres Export」の使い方と、失敗したことをご紹介します。

3回ほど使用してみたのですが、記事の引っ越しがうまくできませんでした!
エラーなども出るため、違う「Export media with selected content」というプラグインで試すとすんなりスムーズに引っ越しできました!
記事の引っ越しを考えている方は、「Export media with selected content」のほうがおすすめなので、
よかったら下記の記事を見てください!

DeMomentSomTres Exportを使って記事移行する手順

  • Step1
    プラグインのインストール
  • Step2
    エクスポートの準備
  • Step3
    エクスポートの設定
  • Step4
    インポートの設定
  • Step5
    移行元から移行先へのリダイレクトの設定
  • Step6
    移行元の記事の削除・非公開
  • Step7
    Search Consoleの設定

プラグインのインストール

移行元と移行先、両方のサイトに「DeMomentSomTres Export」というプラグインをインストールします。

メニュー>プラグイン を開き、「新規追加」をクリックします。
右上の検索窓で「DeMomentSomTres Export」を検索します。

以下のようなプラグインが出てきたら、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが完了したら、「有効化」ボタンをクリックします。

エクスポートの準備

複数のカテゴリをまたいで、一部の記事だけを移行したい場合、エクスポートの前に準備が必要です。

DeMomentSomTres Exportでは、カテゴリごとに記事を移行することができるので、その機能を利用します。

一つのカテゴリだけであれば、問題ないのですが、カテゴリが複数にまたぐ場合は、共通のカテゴリを設定します。

イメージとしては、以下のような感じです。

  • カテゴリA
  • カテゴリB
  • カテゴリC

があり、カテゴリAのみ移行したい場合はこの設定は不要です!

  • カテゴリA
  • カテゴリB
  • カテゴリC

があり、カテゴリAとカテゴリBを移行したい場合は、
「カテゴリD」というものを作り、
カテゴリAとカテゴリBにカテゴリDを追加でつけるというイメージです。

例えば、以下のように、「move」という移行させるカテゴリを作りました。
この「move」というカテゴリを、移行させたい記事に追加でつけていきます。
※このカテゴリは移行後に削除します。

カテゴリを作ったら、投稿一覧ページを開き、移行したい記事を選びます。
記事の左側にあるチェックボックスにチェックを入れていくと、すべての記事をいちいち開かなくても、一括で編集することができます。

エクスポートの設定

移行元のサイトで移行したい記事をエクスポートしていく設定をしていきます。

メニュー>ツール>DeMomentSomTres Export を開きます。

エクスポートする内容を選択する

DeMomentSomTres Exportでは、投稿だけでなく、固定ページなども限定的に移行することができます。

今回は記事の移行なので、投稿にチェックを入れます。

カテゴリーはすべてを選ぶこともできますし、上記で述べたように、一部の記事を移行したい場合は、先ほど作成した「move」というカテゴリを選択したりもできます。

もちろん特定の一つのカテゴリのみ移行する場合は、ここでどのカテゴリを選ぶだけでOKです。

以下の画像でもあるように、投稿者や開始日時、ステータスでも絞り込みができます。

Choose if content is pagedの設定

Choose if content is pagedは、記事を複数ページに分割している場合、その設定を引き継ぐかどうかの選択です。

「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。

ダウンロードすると、以下のような「ファイル名.wordpress.日付.xml」というファイルがダウンロードされます。
このファイルを今度は移行先にインポートしていくという流れになります。

インポートの設定

移行先のサイトで、メニュー>ツール>DeMomentSomTres Export を開きます。
「インポート」をクリックします。

WordPressの「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了したら、「インポーターの実行」をクリックします。

画面が切り替わるので、「ファイルを選択」をクリックします。

先ほどダウンロードしたファイルを選択します。

「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。

投稿者の割り当て

アップロードができたら、投稿者の割り当てをしていきます。

新しく追加する場合は、上の枠にログイン名を入力します。

既存のユーザーに割り当てる場合は、「選択」のところから投稿者を選びます。

添付ファイルのインポート

添付ファイルのインポートにチェックを入れて、最後に「実行」をクリックします。

すべて完了しました。という表示がでたら、完了です!

これまで3回DeMomentSomTres Exportを使って記事の移行をしたのですが、そのうち2回は、かなり時間がかかり、タイムアウトしてしまいました。
やり直すと、結果的に移行はできたのですが、不具合が少し気になりました。
記事数が多いとタイムアウトになる可能性が高いと感じました。
ただ、タイムアウトはしているけど、裏で移動が進んでいるようなこともありました。

移行元から移行先へリダイレクトの設定

DeMomentSomTres Exportで移行できるのは、投稿やメディアのデータだけなので、Googleの評価まで移行するわけではありません。

今までに蓄積したGoogleの評価を引き継げるよう、移行元の記事のURLから移行先の記事のURLにリダイレクトするように設定をする必要があります。

リダイレクトの設定については、ここでは長くなってしまうので割愛し、別の記事にまとめようと思います!

移行元の記事の削除・非公開

移行とリダイレクトの設定が完了したら、重複コンテンツになるのを避けるために、元の記事を削除(ゴミ箱へ移動)または非公開にしていきます。

削除する際は、削除する記事をすべて選択します。

「一括操作」から「ゴミ箱へ移動」を選択、または「編集」を選択し、ステータスのところで「非公開」にします。

記事内のリンクの再設定

外部リンクは問題ないのですが、内部リンクは移行先に合わせて変更しないといけないので、該当する場所は変更するようにしましょう。

Search Consoleの設定

Search Console(サーチコンソール)で、サイトマップの送信と、URL検査をするようにしましょう!
Googleのクローラーに移行先の新しい記事を早くインデックス(記事を見つけてもらう)してもらえるようにするためです。

失敗したことと考えられる原因

インポートに思ったよりも時間がかかり、途中でタイムアウトになってしまいました。

その後、戻ることもできなかったので、再度インポートを行うことにしたのですが、この再度インポートを行うのが失敗の原因でした。

タイムアウトはしたものの、インポートの一部は進んでいました。

そのせいで、二重にデータが入ってしまっているところが出てきました。(以下参照)

インポートをやり直したせいで、同じ記事が2つ入ってしまうことがありました。
記事数が少なかったので、すぐに気がついたのですが、記事数が多い場合には、移行した記事の数が合っているかも確認したほうがよさそうです!

逆に、二重になっておらず、抜けているところもありました。

記事の内容や、アイキャッチがところどころ入っていないところがありました。。
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