もうすぐクリスマス・・・
ということで、母でもある私はサンタ業務に忙しい日々を送っています。
今朝、サンタ業務中にすごいSEOを目の当たりにしたので、シェアします。
サンタ業務中に見たすごいSEO
サンタ業務の一環で、娘が書いたサンタさんへの手紙の返事を書こうと「サンタからの手紙 例文」で検索したら・・・
検索結果の一番上に出てきたのは「ALSOK」が書いた記事でした。
「サンタの手紙の例文」の記事をALSOKが書いていて、しかも検索1位に表示されているの、びっくりしませんか??
実は、調べている時は「誰が書いている記事か」なんて気にもしていなかったので、まさかALSOKが書いているとは思いませんでした。
(見返すと途中にALSOKの広告が挟まっていたり、ページ上部にはロゴがあったのですが、普段っていろいろ見えてないんですね!笑 これもおもしろい気づきですが。)
ではいつ気がついたのかというと、記事の最後です。
スクロールした先には・・・
例文や手紙のポイントなど、記事の内容が充実していて、下までどんどんスクロールしていました。
すると突然「冬こそ自宅の防犯対策を強化しよう!」という見出しが出てきて「ん?」ってなったんですよね…
最後の最後にALSOKのホームセキュリティの話が出てきました!
切り口が秀逸すぎる!
私は決して、不快な思いをしたとかはなくて!
シンプルに「すごい!!」と思いました。
なぜなら、このキーワードで検索上位になるのは、SEOがしっかり考えられていて、狙っていないと難しいと思うからです。
すごいポイント
- クオリティの高い記事を提供できていること
- 読んでいる人(ターゲット)が誰か考えられていること
- ターゲットがいつ読むか考えられていること
- 自社サービスへのスムーズな導線設計ができていること
サンタの手紙の例文はおそらく冬に調べるママ・パパが多いはずです。
例文や英語の表現の解説など、記事の内容が充実していないと検索で上位には表示されないはずなので、すばらしいSEOだなと思いました。
注意すべきポイントもある!
ただ、事業やサービスと無関係な記事で検索上位表示を目指す戦略で注意するポイントもあります。
- 適切なターゲット層を見極める
- 質の高いコンテンツを作成する
- 自社サービスとの関連付けが必要
単に無関係な記事で上位に表示されるだけでは、読み手の期待を裏切ることになったり、マイナスブランディングになりかねません。
今回のサンタの記事では、サンタ業務をしているママ・パパ層にうまくリーチし、自社サービスとうまく関連づけられたのがよかったと思います!
SEOはおもしろい!?
SEOはいろいろ考えることが多かったり、狙っている記事がなかなか上位表示されなかったりと、しんどい思いをすることも多いので、SEOをポジティブに捉える人は少ないと思います。
でも、今回は「SEOのおもしろさ」を自分自身も感じることができたので、こんな切り口ならどうだろう?ターゲットが読むタイミングや読む内容(自分の事業とまったく関係ない内容とか)はどうだろう?とか、考えてみるのは楽しそうだな!と思いました。
今回のALSOKの記事からもわかるように、SEOでは必ずしも事業やサービスの内容の記事でないといけないことはないんだと改めて気付かされました。
事業やサービスのユーザー(お客様)が「どんなことをいつ必要としているか?」そこに寄り添える内容の切り口はなにか?を考えてみるのも選択肢だなと思いました!
実際私が見た記事はこれ↓