2025年1月開催のWebセールスタイリスト®講座を受講してきました!
再受講なので合計で3回目の受講になります。
この講座を受講し続けている理由は「もっとお客様にクオリティの高いサービスを提供したい」からです。
私は、主にホームページ制作を事業として行なっているので、WebマーケティングやWebセールス、デザイン、SNSなどの知識が必要です。
Webの世界は常に新しい情報が増えて、どんどん変化していくことばかりなので、自分で学び直すことが大切だと思います。
今回の受講で学んだことや感じたことを、自分のサービスに落とし込んでいきたいと思いました!
————– 以下、講座での気づきを踏まえたシェアです。 ————–
ホームページ制作に関する気づき
自分のサービスはお客様の何を解決できるのか?
「ホームページを作っていきましょう!」と始めたはいいものの、サービスが定まっていない方や、「後々増えていくかも…」という方がほとんどです。
また、最初はそのつもりがなくても、制作途中で「サービスが増えました!追加お願いします!」という方もいます。
つまり・・・事業者のみなさんはサービスで悩まれている方が多いです。
ビジネスでは、『自分が提供しているサービスを求めてくれるお客様がいること』で成り立っています。
「自分がやりたいから」という理由だけでサービス内容を考えるのではなく、
- どんなお客様を幸せにしたいのか?
- そのお客様はどんなことで悩んでいるのか?
- そのお客様が望んでいるのはどんな未来なのか?
この視点からサービスを考える必要があります。
『自分が提供したいと思っているサービス=お客様が求めているサービス』になっているのかがポイントだと感じました。
ホームページ制作は土台が大切
ホームページを作る時に、どんなページを作って、どんな内容をどんな順番で入れていくか?ということを決めていくのですが、その時に事業のコンセプトや目的が明確な方と、そうでない方では、進み具合や納得度が明らかに違うなと感じます。
上記ではサービスが明確ではない例を言いましたが、サービス以外にもコンセプトや目的、目標、ターゲット、価格、販路、集客導線など、定まっていないと、ホームページをいざ作ろうとした時に、かなりの時間と労力を使うことになってしまいます。
定まっていない=悪、というわけでは決してないです。
定まっていない方は、ホームページを作る前に事業の土台について改めて考える機会を作るとスムーズだなと思いました!
集客導線に関する気づき
無料相談で断られることが多い人は注意です!
メインのサービスの前に「無料相談」を設けているタイプの場合、さまざまなお客様が相談してくれた中で、成約した人と成約しなかった人がいると思います。
ここで、成約しなかった人のほうが多いということであれば、注意が必要だなと思いました。
ありがたいことに私の場合、無料相談の段階で断られたことがなく、その後はお見積りとご提案をさせていただく流れになっています。
私の場合で言うと、「ホームページを作ることはもう決めている人だけが無料相談に来てくれている」ということです。
無料相談で断られる原因の例
- そもそもお客様じゃない人が来てしまっている
- 将来お客様になるかもしれないが、まだ時期じゃない人が来てしまっている
- 無料相談までの道のりが整っていない
- 申し込みのハードルが低すぎる
相談料を取っているなら、少しケースが違いますが、無料の場合は自分の時間を使っているので、成約しなかった人が多すぎるのであれば改善が必要です。
改善例
●申し込みのハードルを高くする
【実際のお客様の例】
無料で「誰でも彼でも来られると困る」というお客様。
「真剣にメインサービスの利用を考えている人なら答えてくれる」という項目を申し込みフォームに入れることで申し込みのハードルを高くしました。
●日程や人数の制限を設ける
【実際のお客様の例】
ホームページのリニューアルのタイミングで、STORES予約というツールを取り入れられました。
日程と人数の制限を設けることで、自分たちが可能な時間のみ無料相談を行うようにしています。
(ちなみにいつも状況を聞くと、1ヶ月以上先まで満枠らしいです!!)
●「こういう人におすすめです」を明記する
「お客様!あなたのことですよ!」と呼びかけるイメージで、無料相談の対象者を示す。
●無料相談の内容を明記する
実際の私の例なのですが、以前「デザイナーとしてのフリーランスについて教えて欲しい。時間をとってください。」という旨の連絡をいただきました。
私に聞いてくださったのは嬉しかったですが、私のサービスの対象ではありません。
今後も無料相談でこのような内容の相談がくると、本来対応すべき自分のクライアント様の対応ができなくなってしまうので、無料相談では技術のレクチャーや、フリーランスについての質疑応答のような内容は行なっていないことを明記しました。
●無料相談の前段階の教育を整える
「無料相談を見つけてポチ。」では、あまりサービスを理解されていない状態で無料相談を迎えることになり、そうなると成約率もさがりますし、お互いに有意義な時間とはならないです。
無料相談の前段階で、自分はこういう考えでサービスを行なっているという想い・コンセプトや、サービスの内容などについて発信する場を設けたり、資料を作って自社について知ってもらう機会を設けるといいかもしれません。
最終的に購入を決めるのはお客様
自分の買い物のシーンを思い浮かべるとわかりやすいはずなのに、自分がサービス提供側に立つとイメージしにくいのが「購入を決める最終判断はお客様」ということです。
100円ショップとは違って、ある程度の金額になってくると、サービスを一度知っただけでは購入を即決する人はほとんどいないと思います。
一旦持ち帰って考える人もいるので、次にお客様が購入を決めるタイミングは日常の中にあったりします。
「購入を決めるのもお客様」
「購入のタイミングもお客様次第」
ここを意識しながらサービスを提供していかないとと感じました。