こんにちは、フリーランスママデザイナーのEmikaです。
今日は「お客様の悩みを解決するサービス」について、私自身の体験を交えてお伝えしたいと思います。
以前、友人の結婚式でピアノの伴奏を頼まれたことがありました。
伴奏する曲は、コブクロの「永遠にともに」。
でも、歌うのは女性だったので、通常の楽譜では合わない。
そこで「カラオケの+○キー」といったように、キーを変えた編曲が必要だと言われました。
実は私は、小さい頃にピアノを習っていたものの、特に上手ではなく、楽譜を書き換えた経験もなかったんです。
それで、結婚式の日も迫っているし、私しか伴奏できる人がいないという状況に悩んでいました。
その時、ちょうどフリーランスで起業したばかりの私は「ココナラ」というサービスをよく利用していました。
ココナラは、さまざまなスキルを持った人が自分のサービスを提供するプラットフォームです。
私自身バナーなどのデザインの制作プランを販売していたので、もしかしたら楽譜の書き換えをしてくれる人もいるかもしれないと思い、調べてみたんです。
すると、楽譜のキー変更をしてくれるサービスが本当にあったんです！
料金も正確には覚えていませんが、5,000円以内くらいのお手頃価格だったと思います。
本当に、藁にもすがる思いですぐに依頼しました。
楽譜を購入して提出し、「このキーに変更してください」とお願いしたところ、すぐに返事が返ってきて、半日以内に楽譜を納品してもらえました。
この時に感じたのが、サービスの「価値」というもの。
「短時間でこんなに簡単にできるなら、安くしてほしい。」という声もデザイン業界ではよく聞きますが、そうではないと私は思っています。
その人がスキルを身につけるために費やした時間や労力、スピーディーに対応できる能力に対して、価値があると思うからです。
自分ではできないことを、短期間で解決してくれたそのサービスに、私は感動し、「もっとお金を払っても良い」とさえ思いました。
この体験から学んだのは、お客様が本当に困っている問題に焦点を当てたサービスこそ、価値を生むということ。
もし私が楽譜のことでさほど悩んでいなかったり、急いでいなかったら、高いと感じたかもしれません。
でも、あの時は切実に困っていたので、サービスが期待を上回ったことに大きな価値を感じました。
私自身もデザインの仕事を通じて、お客様が何に悩み、どんな解決策を求めているのかを常に意識しながらサービスを提供していきたいと思います。
お客様の期待を超える体験を提供すること、それが信頼を得る鍵だと感じています。
もし自分がサービスを提供するフリーランスの方が読んでくださっていたら、この記事でなにか感じていただけると幸いです！
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
