一番スキルアップしたのは、「実際に使うこと」でした!
もちろん一番最初は、基本的な機能を覚えないと使えないと思いますが、少し触り方がわかってきたら、すぐに何か作ってみることが大事です。
なぜかというと、「知る・わかる」のと「できる」は違うからです。
私がPhotoshopの勉強でやってしまった失敗なのですが・・・
以前、講師の人が教えてくれる動画を何十本か見て、使い方や、チュートリアルを知って、勉強した気になっていたことがありました。
でも実際触ってみたら、まったく手が動かせなかったんです。
このように、わかっているつもりでも、実際に何かアクションを起こさないと、そのスキルは使えないことがあります。
私がIllustratorを使えるようになったのは、「知る・わかる」にこだわらず、実際に使ってみたのがよかったな、と振り返って気づきました。
どんなことをやっていたかというと、「1日1個バナーを作る」です。
いわゆる、「バナートレース」というものです。
具体的なやり方
1.バナーを探して保存する
最初は自分の好きなデザインでもOK。
徐々に、「これ、できるかな?どうやって作るのかな?」と思うレベルのものを集めます。
2.1日1個、そのバナーそっくりにIllustratorを使って作ってみる
作っている中で、やり方がわからないところ(ツールの使い方や、デザインの作り方など)を検索して調べます。
例えば、「写真 切り抜く 方法」というキーワードで調べると、「クリッピングマスク」というやり方が出てくると思います。
このように、自分のわかる言葉で調べていくうちに、スキルを身につけるだけでなく、専門用語もわかるようになってきます。
専門用語がわかると、さらに詳しく調べることもできるようになっていきます。
バナートレースは、デザインスキルがアップするだけでなく、バナーを探す時に少し意識すると「マーケティング」の視点も学べます。
(なぜ、この色にしているのか?なぜ、この文字の大きさなのか?ターゲットは誰なんだろう?どういう目的なんだろう?・・・など)
デザイナーになりたい人や、デザインスキルをアップさせたい人におすすめの勉強法だと思います。
スキルアップしたい人はぜひやってみてくださいね!