デザインを依頼したい時、デザイナーにどうやってイメージを共有する方法をお伝えします。
この記事は、
- 初めてデザイナーに依頼する人
- デザイナーにうまくイメージが伝わるか不安な人
- 想いはあるけど口下手な人
におすすめの記事です!
デザイナーは、デザインを作成するときに、まずお客様にヒアリングをします。
お客様はどんなデザインを求めているのか、ある程度はイメージできても、イメージだけで制作するのは難しいからです。
例えば「かわいい雰囲気で」といっても、人によって「かわいい」の解釈はかなり異なります。
イメージがあやふやな状態で制作すると、「かわいいデザインを作りました!」とデザイナーが提案しても、
お客様からしたら「思ったのと違う…」となり、最悪作り直しとなると、
どちらにとってもマイナスな状態になってしまいます。
そんなどちらにとってもアンハッピーな状態にならないために、制作前にデザイナーにイメージを伝える方法(口頭以外)をお伝えします。
ぜひ、デザイナーに依頼するときにやってみてください♪
※注意※
あくまでイメージを伝える方法なので、「これそっくりに作ってください」はNGです!
そっくりそのまま作ってしまうと、もちろん著作権でアウトですし、
せっかくデザイナーに依頼しているのに、お客様のオリジナルのデザインができなくなってしまうからです。
デザインのイメージを共有するのにおすすめの方法
画像を探すツール
Googleで画像検索
Google検索でキーワードを入れて画像検索をするのが一番簡単です。画像を保存しておいて、デザイナーに送ることですぐに共有できます。気になる画像を開くと、関連の画像を「もっと見る」のボタンでさらに似たような画像を出すことができるので、どんどん自分のイメージに近いものを探すことができます。
Pinterestでキーワード検索
https://www.pinterest.jp/
Pinterestでキーワードを入れて検索すると、関連する画像がたくさん出てきます。その中でいいな!と思ったものを保存しておけばデザイナーにすぐに共有できます。
ちなみに、英語で検索すると、海外のデザインが多く出てくるので、海外風のデザインを好む人は英語で調べてみるといいです。
写真を撮る
日常生活で見かけたものでイメージに合うものの写真を撮っておく方法です。原始的ですが、日常生活の中で、無意識にパッと気になるということは、かなり自分のイメージに近いものということだと思います。
例えば、「自分と同じ業種のお店の看板が気になった。」「他業種だけど、女性向けというところは同じなので、ポスターが気になった。」などを集めていくといいと思います。
以下は私が日常で気になったデザインを撮ったものです。笑
画像の探し方
同業・ライバルのサービス
イメージに近いものを探す方法として一番いいのは同業種・ライバルの商品やサービスを調べることです。
なぜなら、同じ業種だと、同じような人がターゲット(お客様)の場合が多いからです。
デザインは、商品やサービスをお客様に伝える手段として、何人もの人がさまざまなことを考慮してつくられているので、
同業のデザインを見ることが、お客様に伝わるデザインにするのに一番の近道なんです!
といっても同業種ととの差別化も大事だと思うので、デザイナーと相談しながら、イメージを固めていくのをおすすめします
他業種だけどターゲットが似ているサービス
同業種でイメージに近いものを見つけられなかったら、他業種で探すのもおすすめです。
なぜなら、他業種だけど、ターゲットが似ているサービスはたくさんあるからです。
例えば、脱毛サロン、マツエク、ネイルサロン、ファッションアプリ、サラダバーなどは主に20〜30代女性をターゲットとしている場合が多いと思います。
このようにターゲットが同じ他業種のサービスのデザインを見て、イメージが近いものを探すのもいいかもしれません。
連想するキーワードで検索してみる
自分が思うイメージを言葉にして検索してみます。サービスや商品から連想する言葉をいくつか調べてみて、イメージに近いものをピックアップしていきます。
例えば、「ピンク かわいい ふんわり」「ナチュラル おしゃれ」「シンプル モダン モノトーン」のように、いくつか言葉をチョイスして、複数の言葉で調べると、よりイメージに近いものが出てくると思います。
もし、イメージと違うかったら・・・
「ピンク かわいい ふんわり」で調べて、お姫様のようなデザインが出てきたとして、自分が思っているイメージと違うなと思ったら言葉を変えてみてください。
例えば「ピンク かわいい あたたかい」「ピンク 手書き かわいい」「暖色 かわいい 手書き」など。
まとめ
デザイナーにデザインのイメージを共有する方法をお伝えしました。
口頭で説明するよりも、画像で共有するほうが、すり合わせがうまくいき、WIN-WINな状態で制作ができると思います。
結果、スムーズに制作が進み、スピーディーな納品、トラブルのない制作になると思うので、
デザイナーに依頼する人はぜひこの方法で共有してみてくださいね♪